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姿勢と呼吸!とにかくこの2つができれば発声の半分はできたといっても過言ではない(ちょっと過言かなあ。偉い先生に怒られたら困るので、読者のみなさんに先に謝っておこう「ごめんなさい」)。姿勢と呼吸法は歌う時、常に注意しておかなければいけない大切なことなのです。時々、また、いつも姿勢には注意しましょう。姿勢を保つことは辛いことです。ちょっと油断するとすぐ悪い姿勢になってしまいます。いい姿勢で歌うことを“くせ”にしましょう。

いい姿勢の作り方

色々な表現方法がありますが、背筋を伸ばし、おなかを出さないように立ちます。頭は顎を引くのではなく後ろの首筋を伸ばす感じで、窮屈にせず、自然に正面を向きます。この時、肩に力が入っている人がいますので、他の人に確認してもらうなどのチェックをしてみて下さい。肩に力が入っていても自分自身ではわからない事が多いようです。そのまま、約1〜2分立ち続けてみて下さい。背中が痛くなってきませんか。痛くなったら正しい姿勢です。ただ、元々正しい姿勢の人は痛くなりません。時々他人にチェックしてもらいましょう。

他に、

後頭部、背中、腰、臀部をすべて壁に付けるように立つ。

両腕を真上にあげて、肩の力を抜き、上半身の姿勢を崩さないように、腕をおろす。

★奈良県では著名な先生ですが小林先生に習った練習方法を示します。

呼吸を伴った方法です。息をしながら両手を真上にあげます。そしてゆっくり“S”の音を出しながら息を吐き、手のひらが上向きになるようにして、ちょうどラジオ体操の深呼吸のようにゆっくり腕をおろします。ちょうど吐ききった時、腕が下りている位の速さで。


コラム1

さて、すばらしい声、いい声とは何でしょう?オペラ歌手の声がよいことはみなさんご承知のことですが、たとえば、演歌の世界では、かすれた声や、力んだ声が、すばらしい雰囲気や感動をもたらしてくれます。また、ロックグループのボーカルにしてもパンチの効いた、ギターやベースにかき消されない堅い(と表現します。他にうまい言い方があれば教えて下さい)声を求められます。浪曲や詩吟ではわざわざ声をつぶしてしまうこともあるそうです。つまり、よい発声とか、すばらしい声は、歌いたい曲に合わせて変化すると思います。例えば、オペラ歌手が与作を、ノーマイク(マイクを使わない)で大きなホールに響きわたる声で歌っても、それはそれでおもしろい企画ですが、ちょっと似合いません。また、浪曲師がオペラを歌うこともないでしょう。

歌謡歌手がたくさん舞台に上がってみんなで合唱する場面をときどき目にしますが、みなさんはどう思われますか?綺麗にハモっていたり、きれいなユニゾン(みんなで同じメロディを歌うこと)にはなっていないと思います。歌謡歌手は自分の持っている個性豊かな声を武器にしていますから、合唱するとそれぞれの声がバラバラに主張しあい、一つの声には聞こえてきません。

このシリーズ“発声”は、要は合唱やコーラスをするのだからそれにあった発声方法をお知らせできるページにしたいと思っています。

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